前のページで、予算は実際の予算の1割程度で考える事と、その予算は販売員に絶対言わない、漏らさないという事は話しました。

そして、欲しい自動車についても第一候補だけでなく、第二候補、安くなるんだったら購入してもいいという候補についても述べました。

ここではそれらに加えて、実際に新車を値引きするための交渉術をお教えします。

まず最初に販売員との交渉段階に入った時のポイントを伝えます。それは、

「安くなるんだったらどの車でもいい」

というポイントです。販売員はいくら安いお客さんだと思っても、他社には持っていきたくないという心理が働くので、そこを狙っていきます。

次に実際の値引きについてですが、できる限りオプションをできるだけつけてもらうという事です。具体的に言うと、同じ車種でもグレードが高いものだったり、その他必要なものや便利なものをつけてもらって高い金額で見積りを出してもらいます。

そうなると、ほとんどの場合は理想の金額よりも高くなるはずです。
ここからが本当の交渉の始まりです。

車の価格は基本的に、

 

「車両本体価格」

「付属品価格」

「諸費用」

 

と分かれているので、それぞれから値引きをしてもらう事が重要です。販売員としても、車両本体価格だけよりも、付属品価格や諸費用なども含めたところから値引きを行いやすい、会社として値引きがしやすいからです。

次のポイントですが、「いかに販売員と仲良くなるか?」という点です。相手も人間ですので、最初から最後まで攻撃的な態度だったり、お客の方が偉いというような態度を取っていると、値引きをしてもらえなくなる可能性が高まってしまいます。

逆に仲良くなっておくと、最終の交渉で安い金額、つまり値引きを提案してくれる事もしばしばあります。
特に最終の交渉段階では、「できればあと10万円値引きできるなら出せます。せっかくここまで調整してもらったあなたから買いたいと思うんですが、どうにかならないですか?」というような、販売員の感情を動かすような押しがあれば、さらに値引きできる可能性は高まります。

ここまであなたがうまく交渉していれば、そこでの販売員の答えで、その会社で値引きできる最安値が分かるはずです。

「すみません!もう無理です!」

という答えなら、その価格から10万円以内が限界と考えてよいでしょう。

「難しいとは思うんですけど、勉強してみます!ちなみに、いくらなら購入を決定してくれますか?」

というような答えが出たなら、そこで初めて購入してもよいと思う金額を伝えてみましょう。
もしその金額が通ったなら、あなたの車の値引き交渉は成功です。通らない場合は、販売員が最終的な金額を提示してくれるように引き出しましょう。そこで最安値が分かる可能性が高いです。

そこで納得いく金額であれば、即契約に踏み切りましょう。

まず、はじめの予算から1割を抑えて交渉していて、さらに交渉しているのですから、そこで納得した金額が出ているのなら、すぐ契約に踏み切るのがベストですし、そこでまた他の車に目移りしてしまったら、また最初から交渉の開始となり、販売員からの信用も失ってしまいます。納得できる金額が提示されたなら、即購入で。

ただ、さらに値引きを行う方法として、付属品などの値引き交渉、納車の日はガソリン満タンが可能かどうか、ローン金利の交渉まで忘れずに行いましょう。交渉がうまく運んでいるなら、そのような交渉も値引きしてくれる可能性はあるはずです。